薬剤師勉強会 アボルブカプセルについて

 こんばんは
薬剤師Oです。

先日、薬剤師の勉強会を行いました。
今回のテーマは、前立腺肥大症の治療に使われる「アボルブカプセル」についてです。


アボルブカプセルは2009年に販売が開始された、比較的新しい薬であり、前立腺肥大の適応を有する、日本初で、唯一の5α還元酵素阻害作用を持つ薬です。(2012年2月時点)

前立腺肥大の発生要因には、DHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンが関連していると言われています。そして、そのDHTはテストステロンを原料とし、5α還元酵素により生成されるのです。
よって、5α還元酵素の作用を「アボルブ」がジャマすることでDHTの量が減り、前立腺肥大症の症状を改善します。

アボルブの最大の特徴は、前立腺を縮小する作用があるということです。今までの治療薬α遮断薬には、これらの作用がありませんでした。これにより長期に渡り、尿勢低下、残尿感、夜間頻尿を持続的に改善できるのです。


ただし、α遮断薬に比べ、効果を実感できるのに少し時間がかかるようで、治療効果を評価するには通常6ヶ月ほどかかるとのこと。(早い人では2〜3ヶ月で効果を感じる人もおられるようですが・・・)
この点は、患者様が効果が得られるまでに薬を止めてしまわぬよう、我々薬剤師がしっかりとサポートしていかなければと思っております。


もし、アボルブカプセルを今、服用されている方は続けての服用をお願いします!(ただし、何か変わったことがあれば無理して続けず医師、薬剤師に相談してくださいね)


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